相棒となるカメラを手に入れたその日、僕は最愛の人を失った。

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まあまあ。

まずは肩の力を抜いて、BGMに「Nobody Compares To You」でも聴きながら読んでください。

「春は出会いと別れの季節」なんてよく言いますよね。
桜が咲き始めたその日、僕に出会いと別れが同時にやってきました。

 

α7IIIを購入しました

最近の僕はもっぱらビデオグラファーとして活動していて、ここ1年ガンガンに映像機材に投資しています。
その中でもカメラは超重要。
僕はここに40万円以上投資しました。

一瞬一瞬を可能な限り高品質で、ブレなく、とにかく美しく撮りたい。そしてその映像で人を幸せにしたい。
そのために僕が投資できた限界が40万円です。

本当に買ってよかった。今後はこのカメラを相棒に、人に感動を与えられるような映像を製作していきたいと思います。

このカメラの性能や、どれくらい綺麗に撮れるのかを皆さんにお届けしたいのですが、それはまた次の機会にしておきましょう。

 

その日僕は最愛の人を失った

そんなこんなでカメラが届いてウキウキ、届いたカメラの設定をいじったり、外にテスト撮影に行ったりと、その日はカメラに夢中でした。

しかしそこに彼女から1通のLINEが。

内容は2行、あいさつと別れたいという旨だけが記されていました。おそらくこの文章を僕は一生忘れることはないでしょう。

理由も何も全く分かりません。

僕はそのメールを受け取った時、映像を編集していました。そして不思議なことに、僕は編集する手を止めなかった。
いや、止められなかったんだと思います。

その時分かりました「ああ、こういうところなんだろうな。」って。
本当はただただ嫌われていただけかもしれませんけどね。笑

引き止めようとも、理由を聞こうともせず、僕は謝罪と感謝の気持ちだけをLINEで伝えました。

毎晩通話して、仕事の愚痴を呟いたり、就活の悩みを聞いたり、いちいちしょうもない報告のために写真を送ったりしていた、いつものLINEで。

毎日LINEしていて、いつでもトーク履歴の1番上にあった彼女のアイコンはどんどん下に沈んでいき、今の僕にはそれを眺めていることしかできません。

 

2人の写真からそっと僕を消す作業

カメラが届き、彼女が離れていった次の日、彼女に送らなければいけない写真がまだあることに気付きました。

普通のデート中の写真なんかであれば、別れた後にわざわざ送る必要はないと思います。
しかしその写真は、彼女にとって大事なイベントの写真で、一生振り返ることになるであろうものです。

今までも2人で撮った写真は僕が編集してLINEのアルバムに貼っていました。
そしてこれから送る4枚が最後の仕事です。

そのうち3枚は、彼女単体を写したものなので、感謝の気持ちを込めながら編集しました。
しかし最後の1枚、この1枚は悩みました。

送らない訳にはいかない大事な写真ではあるものの、そこには「僕」が写ってしまっている。

普通に考えれば当たり前のことです。大事な場面で彼氏と彼女が2人で写真を撮っただけのこと。
悩んだ挙句、僕が写っている部分を切り取って消すことにしました。
ちょうどポートレートを撮ろうとしたら「他人」が写ってしまった時のように。

自らの手で、自分を好きな人から切り離し、消す作業。

その時感じました「あの子の世界に、もう僕は存在しない」と。

 

僕の目指す夢の先に、彼女の幸せはなかった。

ふと考えます。
あの時彼女を引きとめられていたら、2人の未来はどうなっていただろうと。

何回考えても、今以上に彼女を幸せにしてあげることは、おそらくできなかったと思います。

僕の求める生き方は至極自分勝手で、一緒にいてくれる人の幸せなんてまるで考えられていませんでした。
安定を捨て、リスクを取って、生きるか死ぬかの挑戦を死ぬまで続けたい。

こんな生き方を選ぼうとしていた僕から離れようとするのは、正直賢明な選択だと思います。
別れようと思った理由はさておき、タイミング的にも今がちょうどよかったのかななんて思います。

これ以上彼女を僕の人生で振り回すわけにはいかない。

 

罪悪感と感謝と後悔を背負いながら、今日もクリエイティブに生きてゆく

罪悪感・感謝・後悔。
この3つが僕の頭の中を今もぐるぐると駆け巡っています。

彼女をほったらかしにしてしまった罪悪感。
何度も寂しいと伝えられていたのに、僕はその状況を解決してあげられなかった、それどころか自分の人生に夢中になって、月日を重なるごとに彼女の寂しさはより大きくなってしまっていただろうと、今になって分かりました。

本当に申し訳なかった。いくら謝っても足りないし、僕と一緒にいた時間全てを消し去って、その時間でもっと幸せにしてくれる人と一緒に過ごして欲しい。
しかし、彼女に僕といた年月を返してあげることはできない。

深い罪悪感が体中を締め付けるような感覚です。

 

それと同時に、彼女に対する強い感謝の気持ちも抱いています。
僕の心の支えとなって、毎日僕を癒してくれて、僕にはこんなに可愛い彼女がいるんだと、どんな時でも自信を持つことができていました。

彼女と一緒にいなければ、行くことはなかった場所、見ることはなかった景色、食べることはなかった料理、入ることはなかったお店。
多くの経験が今の僕を構成しています。

感謝してもしきれません。
彼女と一緒にいれてよかったと、これかもずっと思い続けることになるでしょう。

 

そして数えきれないほどの後悔。
あの時もっと「会いに来てくれてありがとう」と伝えてあげればよかった
あの時もっと洋服、髪型、ネイル、メイク、香水、仕草を褒めてあげればよかった
あの時もっとくっついてあげればよかった
毎日電話してくれたことをもっと感謝すべきだった
照れ笑いする時の「ふふふ」って笑い声をもっと聞きたかった
行きたいと言っていた場所に連れて行ってあげればよかった
もっと彼女が喜ぶようなプレゼントを渡せばよかった
本当はこの日買ったカメラで、彼女を世界で一番綺麗に映したかった

無数の後悔です。

この罪悪感・感謝・後悔を背負って生きていくしかありません。
この思いを、僕自身の「深み」に変えていくしかありません。
これらを全て受け入れて、僕の中からクリエイティブを吐き出していくしかありません。

これから出す記事、写真、映像、その全てに、僕のこの思いはあらゆる形に姿を変えて、組み込まれていくことになるでしょう。

 

そうやって今日もクリエイティブに生きていきます。
今後とも応援よろしくお願いします。

さっきから画面が滲んで良く見えないので、今日はこのへんで。

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